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農業共済新聞(近畿版)

【平成29年9月3週号(ミニ特集号)近畿版】

新規就農今でも相談相手
田村康幸さん(兵庫県三田市)

 「毎年試行錯誤しながら取り組んでいます。自分の作型を確立していきたい」と話すのは、三田市須磨田で就農して6年目の田村康幸(たむらやすゆき)さん(36)。
 JR尼崎駅の近くで育ち、畑を見たこともなかったが、「食べ物を作ってみたい」と漠然と思っていた田村さんは30歳の時、本格的に農業をしようと決心。三田市の農家で研修を受け、同市内で就農した。現在は46e(うちハウス7e)の借地で多種にわたる野菜類を栽培している。
 「農業知識も無く、農家につても無かったので、自分でどうやったら農家になれるかを調べて相談に行くなど大変だった」という。研修先の農家へは、尼崎市からバイクで1時間かけて通い、トマトをメインに親方の取り組みから多くを学んだ。
 「親方は今でも相談相手。『自分でも農業やってみるか?』と言ってもらい、親方の紹介で農地やハウスも借りられた。栽培した農作物を出荷するJAなどへの顔つなぎなどにも協力してもらった。親方は忙しいのに楽しそうに農業されているのが印象的。まねできるところは、これからも吸収していきたい」と話す。
 「これから就農を目指す人は、研修を受けた方がいい。でも教わったことだけではなく、親方と自分の作業スピードの違いなど、研修から多くを知って学ぶことが大事」と経験を話す。
 「三田市は大都市圏に近く販売先なども多いので、しっかりしたものを作れば生活できる所だと思う」と話す田村さん。
 将来については、「多くの人とつながりができた三田市で農地付きの家に定住して、ハウスを増やして作業していきたい」と笑顔で話す。
 JA兵庫六甲三田地域青壮年部本庄支部長の尾栢稔(おがやみのる)さん (54)は、「支部の活動や地域の祭りなどでよく協力してもらっています。これからも期待しています」とエールを送る。
 ハウス栽培のナスを剪定する
田村さん
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