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農業共済新聞(近畿版)

【平成29年8月3週号近畿版】

■圃場管理システムを導入−生産管理、労務管理が楽に
  植田農園(兵庫県豊岡市)

 「圃場管理システムの活用で、生産管理が楽になった」と話すのは、豊岡市但東町の有限会社植田農園の代表取締役を務める植田博成さん(36)。今年3月、「アグリノート」という圃場管理システムを導入した。 
 農園では植田さん以下4人の社員で水稲13fを作付けするほか、7棟のビニールハウスでキュウリやホウレンソウを栽培している。植田さんは出張や会議などで不在が多く、以前から「社員がどのような作業をしているのか分からない」と悩んでいたことから導入を図った。 
 このシステムは、スマートフォンやタブレットを活用して、作業内容をその場で記録したり、保存されたデータを閲覧して社員への作業指示を入力したりすることができるもの。「農作物の生産管理を第三者からも確認できる」と導入に手応えを感じており、今では会社の労務管理にも活用を広げている。 
 今後はグローバルGAP認証の取得を目指すという植田さん。「無農薬栽培で環境を良くしようという豊岡市の農業は、全国で認められている。グローバルGAP認証が得られれば、世界の農業とも闘える力になり、さらなる販路拡大を狙えるのでは」と意気込む。 
 豊岡農業改良普及センターの亀喜淳一普及主査は、「植田さんは、豊岡市のみならず但馬全体の若手農家のリーダー的存在です。研究熱心で、新しい技術の導入にも積極的に取り組んでいます。今後も地域を引っ張っていってもらいたい」と大きな期待を寄せている。
(松本・岩井)
作業内容を記録する植田さん  
 

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