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農業共済新聞(近畿版)

【平成27年10月4週号】

■【洲本市】世界の人に「おいしい」を

洲本市の「淡路ジャンボにんにくの会(赤松聖代代表、62歳)」では、通常の5倍ほどの大きさでにおいが少ないジャンボニンニクと淡路島特産のタマネギを使用し、「淡路ビーフ」に合う「あわじ焼肉のたれ」を手作りで製造している。

淡路ジャンボにんにくの会は食に関心があり農作物の加工が好きな女性6人で活動。たれの材料は自分たちが栽培したジャンボニンニクとタマネギを使用し、地域農業の活性化にもつなげている。その他の材料は長野県産リンゴやゴマ油、蜂蜜、本みりん、黄ザラメ、ワイン、しょうゆなど15種類の厳選した材料を使う。たれはコクのあるまろやかな味で、焼き肉以外に野菜炒めや調理の際のソースとしてさまざまな料理に活用することができる。2012年には、兵庫県の「地域らしさ」に加えて、これまでにない新規性やオリジナリティーなどの「創意工夫」が施された逸品に贈られる「五つ星ひょうご」に選出され、兵庫県物産協会の認定を受けた。「私たちの取り組みが認められたことはうれしかった。仲間が協力し、自分たちの栽培したものを使い、長く製造していきたいと考えている」と赤松代表。「栽培の規模が限られているので、材料の確保が不安定で、材料がなくなったら製造を終了しなければならない」と苦労を話す。また、たれの製造には最低6人が必要になるが、家庭の都合などで人数の確保にも苦労している。現在は淡路島で多く栽培されているイチジクを、たれの材料に活用できないか試行錯誤している。「いろいろな困難はあるが、淡路島全体が元気になるように後継者を育成し、活動をいつまでも続けていきたい」と赤松代表は話す。

加工作業の様子 「あわじ焼肉のたれ」などを持つメンバー。右から2人目が赤松代表
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