16年前、高校卒業と同時に就農しました。祖父の代から続く農業に携わるのは、ごく自然なことでした。「紅ほっぺ」をはじめとする、4品種のイチゴを主に作っています。そのほか、弟と一緒に野菜や水稲も作り、食べた人に喜んでもらえるような農作物作りを心掛けています。数年前からはイチゴを個人で選果し、「おいしいの笑顔届けます」をキャッチフレーズに販売しています。購入した人の期待を裏切らず、笑顔になってもらえるよう全ての工程に力を注いでイチゴを栽培しています。また、市内の若手農家で構成する明石農業青年クラブに参加し、年に1度の研修でほかの農場などを訪れ、よりおいしい農作物作りのための刺激を受けています。今後は自分が作った農作物を使い、いろいろなことを提供できたらいいなと考えていて、イチゴ狩りの運営についても勉強中です。生産・販売・体験などがうまく循環して、地域全体で農業が活性化し、生産者も消費者も笑顔になれるといいなあと思っています。