キーを回してもエンジンが始動しない・・・。こんなとき、エンジンがスタートできない原因のほとんどが「バッテリー上がり」です。
1 バッテリーが上がってしまったときは、新しく交換するか、充電器で充電しましょう。取り付けは、ケーブルの赤色のプラス側から。取り外しは黒色のマイナス側から作業してください。液槽キャップを開けて充電する場合は「火気厳禁」。スパーク(火花)して本体が破裂する場合があります。バッテリーの破裂事故は意外と多いので要注意。 2 本機に設置する場合、ターミナルのゴムブーツ(プラス側)は必ず取付けること。(田植機の機種でターミナルの取り付け部がトラクターと異なり兼用できない場合があります) 3 バッテリー取り付けの場合、マイナスがアースです。設置を間違えた場合は必ずヒューズ切れを確認してください。 4 充電は3アンペアーで8〜10時間実施、バッテリー本体が熱を持って来たら寿命で、交換してください。 5 長期間使用しない場合、バッテリーはターミナルから外して保管。本機に取付けた状態で保管する場合はアース「マイナス側」のブーツを外すと意外に長持ちします。 6 バッテリー液の補充は入れ過ぎないように(漏れるとサビの原因に成ります) 7 バッテリー容量の確認は意外と簡単。エンジンを始動し、ヘッドライトを点灯してアクセルを踏んだり、離したりして、明るさが変化したらバッテリーの容量を確認し、充電もしくは交換が必要です。 8 廃バッテリーの処分は、絶対に空き地や河川などに捨てないこと。販売店に相談してください。