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農業共済新聞 |
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営農ワンポイント
施設園芸
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皆様の参考になればと考え、掲載しておりますことをご了承ください。 |
■マルチの回数楽々(マルチシート巻取り補助具)
平成15年11月第2週号農業共済新聞長崎版に掲載された記事をご紹介します。
果樹園に敷くマルチシートが簡単に巻き取れる方法を考案した長崎県長写町の溝上博さん(65)は、併せて発泡スチロールで作った巻き取り補助ドラム、圧着工具、アルミ製の鉄筋接ぎ手管を考案。農業用シート巻き取り補助具として、15年9月、実用新案登録を取得している。「マルチシートを扱う際の不便が解決できました」と溝上さん。「農閑期に設置しておけば、使うときに広げるだけ。50mほどの長さでも面白いように巻くことができますよ」と話している。
溝上さんは、温州みかんなどを栽培。考案したマルチシートの巻き取り補助具は、マルチを鉄筋に巻き取けて回収するというものだ。端に取り付けた鉄筋が重しになるので、砂袋や石の重しと違って、防除の時の邪魔にもならない。
このほか、簡単に展開できるため夏の暑い時期でも体への負担が少ない、風でめくれにくいので修復する必要がないなどの利点もある。
<巻き取り補助具の使い方>
(1) |
鉄筋を園地に接地し、畑の長さに応じて接ぎ手管でつなぐ |
(2) |
マルチシートを広げて片側を鉄筋に固定する |
(3) |
(2)の反対側に鉄筋に接着剤でシートを張り付け、1mほどの間隔で補助ドラムを取り付ける |
(4) |
補助ドラムの溝の底に接着剤を付けて、シートの上から押し込むといった手順(下図参照) |
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溝上さんは「鉄筋は、5mの長さで40cmほど湾曲するので、園地の形に順応できるし、石などの障害物があっても巻き取りには支障はない。鉄筋の価格は直感パイプの2分の1ほどで、経費が安い」と説明する。 |
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