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農業共済新聞 |
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営農ワンポイント
施設園芸
掲載した内容の効果等は検証しておりません。
皆様の参考になればと考え、掲載しておりますことをご了承ください。 |
■作業効率10倍アップ(灌水チューブ巻き取り機を考案)
平成14年3月第1週号農業共済新聞長崎・佐賀版に掲載された記事をご紹介します。
園芸施設内で使う灌水チューブの巻き取りはやっと収穫が終った後に待っているやっかいな単調作業の重労働、しかもからむし、かさばるという2重3重の問題がありますよね。
「消防のホース巻きをヒントに考えついた」という長崎県北高来郡飯盛町の飯盛町青年農業者連絡協議会(森敏郎会長・会員7名)会員が灌水チューブ巻き取り機を試行錯誤しながら考案し施設内作業の効率化に成功しています。
<作り方>
(1) |
直径30センチほどの廃品の鍋ぶたの中央と、その両横に穴をあける。鍋ぶたは、加工もしやすく、使い勝手がいいようにステンレス製を使う。 |
(2) |
中央の穴にボルトを差し込んで、鍋ぶたの両側からナットで締め付ける。(この時片方のナットはずれないように溶接) |
(3) |
両横の穴には、先を折り曲げフックさせた固めの針金を開きぎみにボルトとナットでしっかり固定する。 |
(4) |
最後に中央穴のボルトの先端を市販の電動ドライバーに取り付ける。 |
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<使い方>
チューブの水が出る方を外側にし、巻き取り機の針金に端を引っかけ、きれいに巻くことができるよう、手を添えて内側に寄せながら巻く。巻き終わったら針金を手ではさみ先を狭めてずらしながら抜き取る。
こうすると購入したときのような状態で巻かれ、収納しやすく、次に使う時も手軽に延ばすことができるのです。
巻き取りがチューブ1本(50メートル)あたり5分かかっていたのがこの巻き取り機を使うと約30秒と10分の1の速さで済みます。
経費は電動ドライバーを含め家にあるものを使ったのでほとんどかからなかったそうです。日常生活の中の身近な物にたくさんアイデアが隠れているということですね。 |
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