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農業共済新聞(近畿版のうち兵庫県関連記事)

【平成26年8〜11月号】

■【香美町】同じ経験年数まで栽培したい

「父と共同でナシ栽培をしていますが、25eの剪定は私が担当しています」と話すのは、香美町香住区隼人の田門健太さん(29)。父の政晴さん(63)は、新しい栽培方法につながればと息子に任せている。健太さんは、地元の農業高校を卒業後、鳥取県立農業大学校でナシ栽培を専攻した。今まで何気なくしていた作業が、どのような影響や結果につながるかを学んだ。しかし、就農当初は、学んだ通りには行かず、政晴さんに叱られながら技術を磨いた。「3年目ぐらいまでは、作業を覚えることで精いっぱいでした」と話すが、それ以降は政晴さんの作業を見ながら、自分のものにし、今では袋掛けなど計画的に作業が進められるようになった。「65歳ぐらいで息子に全て任せ、作業の指示をしてもらえるようになればうれしい」と政晴さんは期待する。「毎年異なる作柄とそれに応じた栽培を43回も経験している父は偉大で、その経験を超えることはできません。目標は、父の経験した年数までナシを栽培することです」と健太さんは話す。

■【三田市】化学肥料や農薬の使用を低減 蒸気で施設の土壌消毒

「三田市の水と空気、朝晩の寒暖の差が野菜にいい影響を与えている」と話すのは、三田市香下にある中上農園の中上之仁さん46)。水稲1・1fやハウストマト30e(14棟、年2作)、露地野菜1fを栽培し、2007年にエコファーマーに認定された。エコファーマーへの申請のきっかけは、他の生産者の農産物との差別化を図り、付加価値を高めるためだったという。「申請するからといって特段栽培方法は変えていない」と話し、申請以前から土作りに堆肥を使用し、減農薬に取り組んでいた。市内の堆肥を積極的に使用し、化学肥料の施用を減らすほか、木くずなどの有機物をすき込み、長いスパンで土作りを行ってきた。ハウス内にネットを張って害虫の侵入を防ぎ、マルチで害虫を寄せ付けないようにすることで、殺虫剤の使用を減らしている。病気が発生しにくい環境にするため、こまめにハウス内を見回り、換気や温度管理を徹底する。苗作りでは、価格は高いが虫や病気に強い抵抗性品種の種子を使用し、薬剤の使用を減らす。土壌消毒も消毒剤を使わず、蒸気で消毒することで環境に配慮する。また、中上さんは、JA兵庫六甲の三田野菜・産直の会さんだトマト部会(会員=16人)の会長も務めており、部会が生産するトマトは兵庫県の特別栽培農産物「ひょうご安心ブランド農産物」に認証されている。JA兵庫六甲の南陽介営農相談員は、「中上さんが作る野菜や取り組みが広く知られることで、三田産の野菜が認知され、三田のブランド力が高められている」と評価する。中上さんは「休みがないことが悩みですが、農業を楽しんでいます。今後もハウスを増やし、工夫や努力を続け、より良質な野菜作りに努めたい」と目標を話す。

真剣な眼差しで作業をする中上さん

■【篠山市】品目は路地のもに限定

「おいしい野菜を食べたいと思う人の窓口になれば」と話すのは、篠山市後川上の小倉文章さん(56)=水稲65e、黒大豆のエダマメ65e、露地野菜40e。同地区内で農産物を販売していたが、他の地域の人に新鮮な農産物を食べてもらいたいと、昨年12月、県道沿いに新たに直売所「丹波篠山屋」を開いた。建物は元大工の父・勲さんが造ったもの。店頭には主に小倉さんが栽培したもののほか、同地区の農家が栽培したものが並ぶ。消費者に旬の野菜のおいしさを味わってもらおうと、露地で栽培したものだけを販売している。地区内の農家の栽培状況を把握しており、出荷依頼することで冬場でも新鮮な露地野菜の量を確保している。常連客からは、「ここの野菜を食べると、スーパーの野菜は食べられない」と好評だ。秋は、篠山市の特産品のクリやマツタケ、「丹波黒」のエダマメなどが店頭に並ぶ。「直売所はお客さんの顔が見え、反応が返ってくるのがいい。直売所を続けていくことで、後川地区の農業の活性化につなげていきたい」と小倉さんは目標を話す。

店頭に立つ小倉さん。営業日は水・土・日曜日

■【養父市】独自ブランド「温石米」を生産 生きがいや収入に

養父市シルバー人材センター(森本俊二理事長=73歳、会員数446人)では、全国的に珍しい蛇紋岩地帯で栽培した「コシヒカリ」に「温石米」と名付け販売を始めた。特に阪神地域のシルバー人材センターへ出荷し、好評を得ている。温石米には、食べた人の心を温めるという思いが込められている。現在20人ほどの会員が栽培に従事しており、米作りの経験を生かせ、生きがいになるほか、収入につながっている。同センターの久保田文彦常務理事は「養父市は農業分野の国家戦略特区の指定を受け、農地の確保が容易になるので規模拡大を図りたい。また、規制緩和で企業の参入が見込まれるので、会員の雇用の機会につながれば」と話している。

温石米を持つ久保田常務理事奄ニ、センターの中尾係長
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