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農業共済新聞(ひょうご版)

【平成26年10月4週号】

【加西市】地域住民がスクラム 持続可能な農業へ

「網引の農地はあびき・網引で守!!」をスローガンに、加西市網引町では、農事組合法人あびきと農業者3人が中心となり近畿地区で初めて「人・農地プラン」を作成。農地の集積を図り、持続可能な農業を展開していく。

網引町では農業者の高齢化、後継者不足などへの危機感から2006年4月に網引町営農組合を設立。12年1月に法人化して、名称も農事組合法人あびきに改称。日頃から集落内の結束が固く、町内で農地を所有するほとんど農家が参加している。法人化を進めるに当たり集落内の農地の利用権設定や、戦前の貸借が残っている農地などの解決に奔走したという。同組合では、12年4月に近畿地区で初めて「人・農地プラン」を作成。内容は、集落農業の軸となる農事組合法人と農業者3人の4経営体に集落内の農地を集積するとともに、それぞれの経営体が連携し、さらなる農地の集積と後継者育成を行うというもの。プランの作成は、当時同町の区長だった板井正和さん(63)と法人代表の板井利貴さん(63)の主導で進められた。作成から2年がたち、集落内の農地の集積割合は6割から7割に増加した。経営体の一人で10年に新規就農した板井雅志さん(24)。ハクサイ(1・3f)を中心に栽培する品目を絞り込み、直売所での販売から卸に出荷のウエートを置き、栽培面積の拡大と高規格化を目指す。他の2農家は、いずれも水稲を栽培する農家で、そのうちの一人、原田久夫さん(62)は、町外の休耕田を受託するなど水稲を約3・2f栽培し、面積と販路の拡大を目指している。もう一人の上見幹夫さん(72)は、集落内に農地を絞り込み、2・6fで作付けする酒造好適米「山田錦」はJAと栽培契約を結ぶ。その他、1・6fでうるち米を栽培している。同法人では、水稲や小麦、大豆など53f栽培。特別栽培米「かぐや姫」(3・9f)のブランド化を目すとともに、モモやスイートコーンを道路脇のテントで販売している。今後は、女性の力を生かし活性化を図ろうと、北条鉄道網引駅前に加工所と販売所を整備し、6次産業化を進める予定だ。「年間350日、新鮮な野菜が年中買える」を目標に、新規就農者と連携して野菜を栽培し、ジャム、漬物、味噌などの加工品開発に取り組んでいく。にんにく味噌や黒豆味噌の試作品はこの秋には完成するという。この取り組みを支援している市農政課の船瀬係長は、「市内有数の農地面積を持つ網引町での先進的な取り組みは、加西市の農業への波及効果を考えると大変意義深い」とエールを送る。

稲刈りの現地打ち合わせをする組合員 取れたての黒大豆のエダマメを販売する組合員

たつの市】トマト水平放任栽培 1株7000個の収穫目指す 

たつの市御津町の長尾茂さん(56)は、ハウス12eでトマトの水平放任栽培に取り組んでいる。この栽培方法は1985年のつくば博で、巨大なトマト1株に1万個以上の実をつけ話題となった。2000年に県で開かれた淡路花博で巨大なトマトの株に出合い、03年に水平放任栽培を始めた。ハウスでの水耕栽培で成長が早く、6カ月で株は約6b四方の大きさになる。栽培を始めた当初は食味と収量の向上に努力し、蜂による受粉、液肥、二酸化炭素(CO2)などトマトに関係する研究を行い、試行錯誤した。温度や湿度、CO2などを測定・記録するシステム、オゾン発生装置を取り入れることで安定生産を実現。特に近年の酷暑と「トマト黄化葉巻病」の発生で、栽培開始を7月に変更するなど創意工夫する。最盛期には1日300`を収穫し、近隣の直売所に出荷している。品種は「ハウス桃太郎」で、糖度や酸度、大きさのバランスがよく、購入者の評判が良い。「1株7千個の収穫を目標に、あと20年は続けたい」と長尾さんは努力を怠らない。

水平放任栽培するトマトハウスで長尾さん 成長すると150gの栽培槽が根でいっぱいになる

【南あわじ市】レタス栽培に情熱 高品質へ技術追究

年間延べ1・8fでレタスを栽培する出口裕洋さん(57)は、播種から収穫、出荷までの作業をほとんど一人でこなしている。出口さんは42歳の時、兼業では野菜の複合経営は時間に余裕がなく、良いものが作れないと思い、勤めていた会社を辞めてレタス栽培に絞った。消費者に安心して食べてもらいたいとの思いから減農薬栽培に取り組んでいる。周辺の農家に比べて農薬の使用量を半分から4分の1に抑える他、肥料の使い方を工夫し、品質が高く苦味のないレタスを安定して収穫できるようになったという。来年は夏場の閑散期にレタス収穫後のトンネルを利用して、スイートコーンの栽培も予定している。「現状に満足せず常に魅力ある農業を追究していきたい」と意欲的だ。

新鮮で安心なレタスを収穫する出口さん。「魅力ある農業を追究したい」
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