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農業共済新聞(ひょうご版)

【平成26年8月4週号】

【宍粟市】ひょうご推奨ブランド認定のトマト栽培 良品へ妥協せず 

 宍粟市山崎町で田中農園(トマト22e、キュウリ17e)を営む田中一成さん(36)は、化学肥料や殺虫剤の使用を極力抑えてトマトを栽培する。地元小学校などへ給食の食材として出荷し、採れたての新鮮なトマトのおいしさを子どもたちに伝えている

 大学のゼミで「健康と経済」を選択した田中さんは、健康が経済に良い影響を与えることを学んだ。卒業後、地元で何ができるか考えた際に、「食べた人が健康になるような野菜を作ろう」と就農を決意。実家は兼業農家だったが手伝ったこともなく、「種を播けば実がなる」程度にしか農業を考えていなかった。知人から紹介された茨城県の伊藤健さん(55)の下で、1年間トマト栽培を学ぶ中で、農業は頭や体を使う大変な仕事だということに気付いたという田中さん。「伊藤さんが販売するトマト『たかがトマト・されどトマト』という商品名に込められた意味が理解できました」と話す。
 就農1年目は、自分で建てたハウスが台風で破損。さ
らに管理の失敗で目標収量の6割程度にとどまった。その後、失敗を糧に栽培を続ける中で、周りの人の支えや経験を積み重ねることで、今すべき作業が何かを冷静に考えられるようになった。その結果、作業への余裕ができ、自分が求める理想のトマトへ近づけることができたという。2006年には努力が実り、ひょうご推奨ブランドの認定を得て、11年と13年には兵庫県ハウストマト立毛品評会で農林水産大臣賞を受賞。以降も品質の向上に努めている。化学肥料は抑え、落ち葉や草、わらやもみ殻を発酵・熟成させた堆肥を使用。害虫防除には天敵をハウスに放つなど、環境に配慮したトマトの管理を行っている。
 
中さんは植栽講習などの業体験も実施。地元の子どもたちに農業への関心を深めてもらい、食の大切さを感じてもらう活動を行っている。給食センターの世良光栄養教諭は、「給食の食材にトマトを出荷してもらっています。農業体験での説明を聞くと愛情を込めて作られているのがよく分かり、子どもたちにも好評です」と話す。龍野農業改良普及センターの亀喜淳一普及員は、「田中さんは、自身のトマト栽培技術を磨くとともに、地域の農業後継者組織や県農業青年クラブ連絡協議会の会長としても活躍されています。今後ますます、地域を引っ張っていく人材として期待しています」とエールを送る。「今後もどのような形で地域農業の一助となるか分かりませんが、謙虚で前向きにやっていきたい」と田中さんは先を見据える。

「今年は天候に恵まれ、品質も上々です」と田中さん 子どもたちにトマトの植栽講習をする田中さん

【豊岡市】オフシーズンのスキー場を利用 労力軽減へ継続視野に 

 牛の健康保持と飼養コストの削減を目的に、オフシーズンの豊岡市のスキー場で放牧が始められた。今年4月に畜産農家、豊岡市、普及センターで豊岡市但馬牛放牧組合を結成。会長を務める綿田謙さん(44)ら3人の畜産農家は、6月から神鍋高原万場スキー場に繁殖和牛約20頭を放牧している。山頂広いゲレンデ内の草を食べ、爽やかな風が吹く環境が牛のストレスを軽減している。「牛が十分な運動をすることで安産にもつながり、飼料代や排せつ物の処理作業が省ける」と手応えを感じている。「牛舎から少し離れているが、見回りなどは当番制なのでさほど負担はない。来年も放牧を続け、通年の放牧を目指したい」と綿田さんは話す。

自然環境豊かな場所に放牧する但馬牛と綿田さん  
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