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農業共済新聞(ひょうご版)

【平成26年6月2週号】

【淡路市】地場産の良さ伝える

 淡路市の片原啓之さん(31)は、昨年6月に地元の友人2人と農業法人「株式会社K・ファーム」を立ち上げ、代表取締役を務める。法人化した初年度は、2千万円を売り上げ、本年度は、タマネギ4f、水稲2fの他、ニンニク、ホウレンソウ、キャベツを10eずつで栽培し、4千万円の売り上げを目指す。

 家が農家の片原さんは、5年ほど前から勤めの合間にタマネギの栽培を手伝っていた。友人の宮本登一郎さん(30)と針木優斗さん(29)が繁忙期に手伝いに来てくれていた。栽培を始めた当初、技術指導を受けるため北淡路農業改良普及センターに相談。片原さん以外の2人も就農を希望していたため、普及センターから法人化を勧められたという。片原さんは、昨年4月に、勤めをやめて本格的に就農。他の2人も農業法人設立時に専業に転身した。
 法人化を勧めた普及センター地域課主任の山口岳人さんは、「民間会社に勤め、経営のノウハウを学んだことやタマネギ栽培の経験が法人化への後押しとなったのでは」と振り返る。「法人化のおかげで社会的に信用され、販路拡大に寄
している」と片原さんはメリットを話す。当初は、圃場を借りられるか心配していたが、活動内容が理解されるにつれ、面積を増やすことができた。また、高齢農家の圃場を借りて生産することで耕作放棄田の減少にも役立っている。
 「今後は、点々としている圃場間の移動などの作業効率を上げることが重要になる」と片原さん。現在は主に、神戸方面の直売所や淡路島内のサービスエリアなどに出荷。今後は販路を拡大する一方で、青果業も展開していきたいと考えている。構成員は3人のため、配達、営業、圃場の管理とそれぞれが役割を分担。繁忙期には地元の農家にパートで作業を手伝ってもらい、日当を支払うことで雇用の機会をつくり、経験豊富な人材を確保して地域の活性化につなげている。事務作業などで夜の9時や10時まで残ることが多く、時間に余裕がないという。「生産量を増やし、従業員を増やしたいが、現状ではまだ難しい」と苦労を話す。「会社経営には、細やかな感覚が必要なので民間で働いていた経験が生きています。将来的には1億円を超える売り上げが確保できるようにしたい」と先を見据える。

「協力することでしんどい作業も頑張れます」と話す3人(右から宮本さん、片原さん、針木さん)

【新温泉町】経験積んで栽培技術確立へ 

 「地元で自分の圃場を持ち、営農するのが夢でした」と話す福井大悟さん(29)は、2013年に就農し、グラウンドカバープランツを生産している。幼いころから土いじりや体を動かすことが好きで、県立但馬農業高等学校に進学。卒業後、タキイ研究農場付属園芸専門学校で、農業の基礎知識や栽培技術を習得し、即戦力として地元農業生産法人に就職した。2012年4月に勤めを辞め、浜坂グラウンドカバー生産組合に加入して、1年間の研修を受けた後、先輩農家から5eの農地を借りた。その農地に設置されていたビニールハウス3棟(4e)を利用してヘデラ、ズラ、タマリュウなどの生産を始めたという。
 ポット苗の生産に最初は戸惑ったが、先輩からの指導や普及センターなど関係機関からのアドバイスもあり、今では9万ポットを生産するまでになった。一方で、「さし木や出荷が多くなる時期には、休みが取れず、自由な時間がなかなかつくれない」と苦労を話す。栽培したポット苗は、グラウンドカバープランツに力を入れている企業を通じて、造園関係や公共工事の現場に出荷され、公園や屋上の緑化などに利用されている。「栽培しているものが広く知れ渡っていないため、灌水管理や害虫防除などの情報は少ないが、経験を積むことで克服したい」と意気込む。新温泉農業改良普及セン
の河越祐介普及主査は、「但馬でのグラウンドカバー生産の歴史は古く30年は経過しています。生産者は高齢化していますが、福井さんの若い力で産地が活性化していくことを期待します」とエールを送る。「農業は体力勝負です。大変なこともありますが、収入を得たときの充実感は格別です。今後は、経営規模の拡大と、認定農業者を目指したい」と意欲を的だ。

福井さんと妻の好美さんは仕事が休みの日には一緒に作業している  

【西宮市】水稲を柱に野菜年間40品目 妻と二人三脚で

 都市部に隣接する西宮市山口町の池尻昇さん(78)は定年退職後、本格的に農業を始め、今では地元直売所で1、2を争う出荷量と売り上げを誇る。池尻さんは、会社勤めをしていた時に、父親を手伝いながら農業の技術を磨いた。今は妻と水稲60eを中心に、35eで野菜を年間40品目以上栽培。主に地元の直売所「彩菜やまぐち」やNPO法人に出荷し、購入者から好評を得ている。「冬は朝晩土も凍るほど気温が下がる地域なので、野菜の育ちが悪い」と話す池尻さん。畑に毎日行き、野菜の成長に目を配る。「これまでも夫婦二人三脚で農業をしてきたので、夫婦ともに健康な間は農業を続けていきたい」と話す。

「畑仕事をする池尻さん。畑に毎日行き、成長に目を配る
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