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兵庫県農業共済組合連合会
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農業共済新聞(ひょうご版)

【平成26年4月2週号】

■【加古川市】野菜の栽培から加工まで楽しく≠ェモットー

 加古川市神野町の株式会社フレッシュピックル(坂田順子代表=65歳)は、主婦仲間が中心となり、野菜の栽培から加工・販売を行い、6次産業化に取り組んでいる。現在は、野菜入りパンの製造・販売を主力に大きな成果を上げている。

 坂田さんは、日ごろから地域の人たちと楽しく過ごしたいとの思いで、営農組合の手伝いをしていて、そこで転作作物として栽培する漬物に適した「べっちんうり」に出合った。それを機に町内の主婦5人が自家栽培する野菜で漬物作りを開始。2003年9月には各自の出資金3万円で漬物だるなどの用具を購入し、自宅の一部を加工場と販売所に改装した。「当時は、金銭面での苦労が多く、最初の2年半は無給でしたが、和気あいあいと楽しく作業をすることができました」と振り返る。
 地元産「ヒノヒカリ」を使用した米粉のシフォンケーキを販売したところ、思わぬ反響があった。これを機に、
06年3月には、県のコミュニティ・ビジネス離陸応援事業の助成を受け、事業費200万円で業務用オーブンなどを購入。さらに町内会の倉庫を借りて本格的に事業に取り組み、09年2月には法人化した。しかし、事業規模が大きくなるにつれ、1カ所で作業をするには手狭になり、3カ所に分かれて作業を行うようになったという。そのため、仲間との一体感が失われたように感じて、初心を取り戻すため、1カ所で作業ができるよう、加工場とカフェを併設した「フレッシュピックル森カフェ」をオープンさせた。「この10年間の中で、活動をやめたいと思ったときもあります。そのようなときには、たくさんの人との出会いと助けがありました。特に、加古川農業改良普及センターの助言・指導なしでは、現在の私たちはなかった」と断言する。同センターの岡田普及員は「事業を展開するには、資金や人材集めなど心労が多かったと思います。地域の農産物にこだわり、手を抜かない作り方には感心します。この努力が消費者に認められ、活動が継続できたと思います」とエールを送る。現在は、
 従業員
17人でパンやシフォンケーキ、漬物の他、餅や弁当など、さまざまな商品を開発し、販売している。「何もしないと楽しみは生まれません。これからも、みんなでいろんなことに挑戦し、地域に貢献したい」と坂田さんは熱く話す。

フレッシュピックル森カフェ お問い合わせ>

所在地 加古川市神野町西ノ山102の2
079・421・1201
営業時間 午前9時〜午後4時(カフェは午後3時まで
定休日 水・木曜日
加工場とカフェを併設した「フレッシュピックル森カフェ

午前4時30分から始まるパン作り

三木市酒米の栽培面積を2倍にしたい 

 三木市の西田純也さん(29)は、実家が農家で大学生のころから農作業の手伝いをしていて、「若い農業者がいる方が地元農業の活性化につながる」との思いで、2年前に本格的に就農した。
 現在は、酒造好適米の「山田錦」3fと、黒大豆
50eを栽培している。手伝いで農業をしているときと違い、今では全ての作業を一人でやることの大変さと、農作物を栽培するにはいろいろな作業の積み重ねが必要なのだと、あらためて実感したという。水田の水管理のタイミングを誤り、中干し後の間隔を空けすぎて失敗したことがあった。それ以降は、田んぼ一枚一枚に目を配り、管理することが重要だと再認識した。作業を実際にすることで、失敗や成功を経験しながら技術を磨いている。「農業は自然を相手にする仕事なので、なかなか自分の思いどおりにならないが、思いどおりの成果を得られたときにはうれしさが倍増する」とほほ笑む。
 就農時には、青年就農給付金など行政からのサポートも受けているが、「農業をしていく上で大事なことは、自分自身がやる気になり取り組むことです。その結果、周りから信頼され、地域と協力しあうことができる」と話す。水稲の苗作りや農作業の受委託を通じて、地域の営農組合と情報交換している西田さん。その他、地元の農産物を生産直売する農家組織「ようしょう会」の青年部に属し、積極的にイベントや祭りに参加している。先輩農業者からは、「採算を取るためには規模拡大が欠かせない」とアドバイスを受け、「山田錦の栽培面積を6fまで拡大することが目標です」と西田さんは意欲を見せる。

「将来的にはピーマンの栽培にも取り組みたい」と話す西田さん

たつの市】脇の花芽を摘み大きなイチゴに

  たつの市揖西町の森崎宏章さん(34)が作るイチゴ「章姫」は、甘くておいしいと好評だ。毎朝収穫したイチゴは、敷地内の直売所で箱詰めされるとすぐに売れていく。森崎さんは会社勤めを辞め、家族のイチゴ栽培を5年ほど手伝っていたが、今回独立して初めての収穫時期を迎えた。
 約1bの高床式の栽培床は、収穫作業がしやすいよう考えられたものだが、イチゴ狩りに来る子どもの目線に合わせる配慮もされている。ハウス内には授粉のためのミツバチを導入。粒を大きくするため、脇の花芽を摘み取っている。棚から垂れている大きなイチゴは、利用者の目を楽しませている。栽培に従事する上田ちよみさんは「一口食べたら笑顔になります」と胸を張る。

あきちゃんいちご園 お問い合わせ>

所在地 たつの市揖西町竹万649
090・4037・5774
大きく実ったイチゴを収穫する森崎さん

【豊岡市】冬場に届ける春の味覚

  豊岡市竹野町の新免寅之助さん(88)は、農閑期にパイプハウスで春の代表的な山菜「コゴミ」を栽培している。米作りや、露地でピーマンとキャベツを栽培している新免さん。雪の積もる冬でも何かできないかとJAに相談したところコゴミを勧められ、竹野地域で初めて栽培に取り組んだ。
 収穫は2月初旬から4月中旬まで行う。山菜などの生産者で組織するJAたじま新農業研究会の一員でもある新免さんは、全量をJAを通じて京都の市場に出荷。「値段の良いときは、今の4倍もあった」と振り返る。栽培を始めたころは、川原に自生する株を移植していたが、近年は河川改修などで自生の株が減り、半分は購入している。「栽培施設もあるので、元気な間は作り続けたい」と意気込む。

コゴミを収穫する新免さん。「元気な間は作り続けたい ハウス栽培されるコゴミ
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