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農業共済新聞(ひょうご版)

【平成26年3月4週号】

新温泉町】産地拡大を目指して

 山間地や斜面で栽培されていた美方郡の特産「美方大納言小豆」を休耕田を利用して栽培に取り組む、新温泉町栃谷の「田君バイカモ楽農会」(小谷正美代表=64歳、会員数10人)。栽培は手作業が多かったことから、平地の休耕田を利用し機械化を推進。地域住民が一丸となり、地区内の休耕田の解消につなげ、小豆の産地拡大を目指す。

 一般的な小豆に比べ粒が大きく煮崩れせず、地元では畑のルビーと呼ばれている「美方大納言小豆」。栽培の多くは山間地や斜面で行うため、農機具の活用が難しく、手作業が多い。それらを解消するため、新温泉農業改良普及センターからの勧めで、楽農会では、平地にある休耕田を開墾し2013年から栽培に取り組んでいる。
 初年度の作付けは、
15年ほど放置された休耕田50eを整地して行われた。この田んぼは元来、圃場整備が済んでいる優良農地だったが、長年使われなかったことで草木が生い茂るまで荒廃。1bを超えるススキなどの雑草は除草剤で枯らし、雑木の株は重機を使用して撤去した。また、小豆栽培で重要となる排水対策には、JAたじま営農センターから機械の援助や作業協力などがあり、新しく排水溝と暗渠を設けた。
 作業には、会員を含む地域住民
18人が参加。耕うん作業には会員所有のトラクターを使用するなど、省力化できたという。「整地に時間はかかったが、普及センターやJAの支援で、多くの作業を機械化できた。また、地区の女性など、多くの作業協力があったからこその取り組みだ」と小谷会長は振り返る。
 小豆の収穫は、当初目標の600`には届かないものの、500`を収穫することができ、初年度としては十分な成果を上げた。作業後の懇親会では、弁当の他、収穫した小豆のあんが入ったきな粉餅やぼた餅が並び、作業の反省と次回の栽培に向けて話し合いがなされたという。担当する普及センターの小谷普及主査は、「昨年は不作の年だったが、ほぼ目標の収穫量が得られて良かった。田君の集団栽培をモデルに、今後、栽培グループを増やしていきたい」と話す。今回の取り組みでは休耕田の復元に多くの費用を要し、収穫時の天候不良で時間を費やした。「収穫作業の時間や労力を減らすため、乾燥場所の確保や脱粒機などの機械化をJAなどと検討し、さらなる省力化を図りたい。また、復元した田んぼを継続利用していくことが大事だ」と小谷会長は話す。さらに、「小豆の栽培に取り組むことで、休耕田の解消になり、地区内の農地環境が良くなった。今後もこの活動を継続して、地域全体に広げ、多くの住民と一緒に喜びを分かち合えるようになりたい」と意気込む。

休耕田を圃場にするための除草作業 トラクターを使用した土寄せ作業

【淡路市】栽培技術高めて増設を計画

 淡路市尾崎の島本弘平さん(31)は、農業研修を経て独立し、2013年4月から本格的に農業を始めた。弘平さんは神戸市垂水区出身の非農家だが、高校と大学で農業を専攻。卒業後は栽培技術習得のため、大分県や香川県などの農家に住み込みで働いていた。働きながら就農場所を探していた弘平さん。就農場所を模索する中で「独力で新規就農するのであれば、消費地に近い都市近郊の地元兵庫県で、施設園芸がいいのではないか」との思いに至ったという。
 候補地選びの最中、県内の農業改良普及センターに勤務する機会があり、仕事を通じて技術の研さんや就農地情報を深めていき、現在の尾崎地区での就農を決めた。県の補助事業を活用し、トマト農家で1年間の研修を経て独立。農地は、高齢による離農者から農地を借り受け、ビニールハウスは設置されていたものを再利用した。養液土耕用設備は自作したことで、灌水設備に大規模な投資をせずに済んだ。工夫を凝らすことで、初期投資を極力抑えることができた。「就農する際には、助成金などのサポートや経験豊富な地元農家の協力が大きかった」と感謝する。
 現在は、ビニールハウス2棟でトマト
10eを栽培し、生産部会を通じてJAや青果市場へ出荷している。「水量の調整不足での生育不良や、寒さによる根張りの悪化など、実地で経験を積んでいます。試行錯誤を続けながら地域にあった栽培技術を磨き、安定した出荷量を確保できるようになりたい」と話し、常にハウスへ足を運び、細やかな水量や温度管理を行っている。「栽培技術が安定すれば、もう一棟増設したいと考えています。農業は努力の積み重ねなので、短期間で結果を求めるのではなく、時間をかけてステップアップしていきたい」と意気込む。

トマトの誘引を準備する弘平さん

佐用町】自家製小麦を使ってパン作り 安心なものを届けたい

 「誰もが安心できるものを提供したいから、製造過程の分かる自家産や地元産の材料を使用しています」と話す、佐用町多賀の名田寿さん(63)は、パン工房「じゅてーる」を経営している。
 じゅてーるのパンは、自然な焼き色と甘味が特徴だ。寿さんは店を開くため、勤めながら
10年以上パン作り教室に通ったという。材料の小麦は主に、夫の賢司さん(67)が無農薬栽培したものを製粉して使用。小麦の他、卵は町内産、塩は赤穂の塩と厳選した材料を使い、保存料や着色料の食品添加物は一切使用しない。焼き上がったパンは、ふんわりと柔らかく、かみしめると小麦のうま味が広がると好評だ。
 「お店はお客さんの居心地がいい場所であり続けたい」と話す寿さん。店内には来店した子どもたちが描いた絵が壁一面に飾られている。

パン工房「じゅてーる お問い合わせ>

0790・79・3339
協力してパンを焼く賢司さん、寿さん夫婦
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